21世紀のコーヒー

コーヒーで音楽する

のこぎり演奏の第一人者、サキタハヂメさんに依頼して創っていただいた2曲。同氏はのこぎり演奏のほか、各種TV番組やTVCMの作曲を担当する多才な音楽家です。「コーヒーの音楽が作りたいんです!」という私の支離滅裂なリクエストを形にしてくださった同氏には大変感謝しています。

cafEology

コーヒーの製造には「音」がつきもの。焙煎で豆が弾ける音、グラインドする音、ドリッパーから抽出されたコーヒーがカップに落ちる音、エスプレッソの蒸気音、焙煎機を掃除するときに使う金ブラシの音など、コーヒーに関わる様々な音を集音し、それをサキタさんにアレンジしてもらいました。

flying bEan

サキタワールド全開の音楽です。「小さなコーヒー豆がポトっと落ちて、その粒たちが光ったり転んだりしながら、世界中を旅する。いろいろな出会いを経て、大きな希望や悦びに包まれながらも、不安やドキドキも経験し、おいしいマジックが掛けられ、最後は小さなテーブルの上の小さなカップの中にちょこんと座っている」、そんなイメージだそうです。もちろんこちらにも私が集音した「コーヒーの音たち」が使われています。